- 研ぎ代は幾らですか?
- 1,200円〜承っております。
刃こぼれや形が変わっている場合には修理も致しますので御値段が上がる場合がございます。
まずは、状態を拝見させて頂きますので御足労ですが御持込み頂きたいと存じます。 - 研ぐには、どの位の時間がかかりますか?
- 研ぎ物につきましては、五代目修行先の福井県越前市へ発送し刃付けをしております。
1週間から10日程お時間を頂きますが、本場越前の刃付けをしてお渡し致します。 - 全ての庖丁が研げますか?
- 庖丁もさまざま御座います。
鋼(はがね)が入っている物であれば大体は研ぎが可能です。
鋼が入っていない刃物を研ぎましても、数日で元の切れない状態に戻ってしまいます。
桝屋は、御持込み頂いた際に御客様に、きちんと御説明申し上げます。
一度拝見できたら、幸いです。 - 柄の交換はできますか?
- 差し込み柄や鋲(びょう)で留めてある庖丁の柄は、お預かりになります。
差し込み柄は約1,000円ほどで取替えが出来ます。鋲で留めてある挟み柄は5,000円〜になります。
取替え料がその他にかかりますが、素人では中々難しいのがこの柄替えです。 - 庖丁以外のものも研げますか?
- 鋏(はさみ)、鉋(かんな)、鎌(かま)、鍬(くわ)、鋼の入っている刃物ならなんなりとご相談ください。
- お祝いに庖丁を贈ろうと思うのですが、縁起が悪いのでは?
- 日本には三種の神器という神様のお宝が御座います。
玉、鏡、剣です。
この剣は名古屋の熱田神宮のご神体として、現代でも大切に祀られております。
花嫁が白無垢を着た時に、胸に房飾りのついたものをご覧になられた方もいらっしゃると思います。
あの袋の中身は本来は短刀なのです。
白無垢を着た花嫁を守る「守り刀」がある様に、刃物は魔を切り運を開くとされております。
縁を切る縁起の悪いものでは御座いません。
お祝いに庖丁を贈る事は最適です。